活動

災害支援活動 3月27日(日) 石巻市万石浦中学校にて

3月27日総勢33名で宮城県の被災地へ炊き出し支援を行いました。

これまで3月18日、21日、22日の3回支援物資を届けていまして今回で4回目の支援となります。

支援を始めました経緯は、宮城県塩釜市の塩釜青年会議所OBの矢部さんから真岡青年会議所メンバーに「助けてほしい」と直接電話が入りました。矢部さんはご自身も被災されながらもその被災地で何が足りないかを把握して連絡をくれます。私たちが被災地のニーズを把握し、地元で物資を集め矢部さんの元へ直接持っていくという支援を3回行ってきました。これまで持っていった物資は、紙おむつ・生理用品・水・下着・靴下・給水タンク・石油ストーブ・野菜などです。そして今回初めて炊き出しをやってほしいと依頼がありました。

 朝4時30分に真岡を出発し現地で3チームに別れ、石巻港近くの石巻市万石浦(まんごくうら)中学校ではトン汁うどん・おむすび・シチューを作りました。高速が一般車両の通行が可能となったため、渋滞があり到着が1時を過ぎてしまい2時30分から配給開始となりました。ここの避難所の被災者の人数は700名。やっと避難所に電気が通ったらしく放送で配給のお知らせをすると、150名以上の方が2時頃から並び始めました。

 

並んでいた方に現状を聞いてみると、いままで温かい食べ物の配給は1回だけで、その時も全員にはいきわたらなかったそうです。そして本日初めての配給でお待たせしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいでした。家族の人数分大丈夫ですよと伝えると、それまでこわばっていた表情が少し和らぎました。普段の配給は冷たいおむすびやパンが多く、皆さんとても疲れていて、無表情です。子ども達も笑顔がなく毎日必死に耐えているという印象を受けました。

配膳していて何人もの方から段ボールが欲しいといわれました。食べものを入れるおぼんがないようで、いままで家族分もらえていなかった様子がうかがえます。次回はおぼんも用意したら親切だと思いました。

いくら配っても列が途切れることがありません。昼間は防犯のため自宅に帰っている方も多く、配給の知らせを聞いて駆けつける方もいます。

結局1,300食を約2時間で配給しました。ほとんど全員に配給されたようで避難所全体が少し安堵感に包まれました。すべて片付けてごみも持ち帰り11時過ぎに無事栃木に戻ってきました。

町中が瓦礫の山、再建にどのくらい時間がかかるのか想像がつきません。温かい食べ物、温かいお風呂、温かい寝床が揃うにはまだまだ時間がかかりそうです。支援物資はたくさん集まってきているようですが、避難所で炊き出しのニーズはかなりあります。大切なのは、炊き出しを行う避難所の人数を把握し、少し多めに用意していくことが重要です。全員にいきわたらないと不公平感が出てしまいます。真岡青年会議所は被災地のニーズにあった支援をダイレクトに現地に出向きタイムリーに行っています。これからも継続的に支援していく予定です。次回は43日に再び炊き出しに行く予定となっています。真岡青年会議所の被災地への支援活動を応援していただける方に支援金を募集しております。皆様にいただいた支援金は資金の使途、支援内容などをホームページにてしっかりと報告させていただきます。

 

真岡青年会議所では2011年東北地方太平洋沖地震で被害にあわれた地域支援活動の為の支援金を募集しております。皆様にいただいた支援金の使途や支援内容等はこちらのホームページでご報告させていただきます。

           ·         募金内容: 一口5,000円 

     ※申し訳ございませんが振込手数料はご負担ください

      振込先: 栃木銀行 真岡西支店 普通 1008737

           社団法人 真岡青年会議所 理事長 佐藤進

      ※東北地方太平洋沖地震支援金受け入れ用に新設いたしました口座です。

 

 

 

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