災害支援活動 4月2日(土) 炊き出し第二弾の準備
4月3日(日)に2回目の炊き出しに向かうため、前日の4月2日(土)に食材の準備等の作業を前回に続き真岡市公民館で行いました。
今回もメンバーだけでなくそのご家族やご友人の皆様にもお手伝いいただきました。ありがとうございます。
作るのは前回、好評だったトン汁うどんを600食です。毎回、栃木の豆腐メーカーさんから支援をいただいており、炊き出し第2弾ではその豆腐を使い湯豆腐も提供していきます。
被災地の方たちの為に少しでも出来ることをしたいというお手伝いいただいた皆様の気持ちが明日、被災地の皆様に届くように現地でも頑張ろう!そんな気持ちが強くなります。被災地の皆様には温かい食事で少しでも和やかな時を持ってもらいたい。希望を感じてもらえればと思います。
また、今回も事前に皆様に呼びかけ、デザートのトマトやイチゴを入れる紙の器を作っていただきました。明日の報告では写真でご紹介させていただきます。
トマトやイチゴも被災地の方のためにと真岡でハウス栽培をしている農家さんからご提供いただきました。ありがとうございます。
そして前回の炊き出しを振り返ると食事を運ぶために段ボールを分けてほしいとの希望が避難所の方達からありました。家族の分まで貰って運ぼうにも持てない。今使っている段ボールは弱くなっていて運んでいると折れて食事をこぼしてしまう、といった場面が見られました。そこで今回お盆を用意し、そこに被災地の皆様へのメッセージを書くことにしました。一緒に復興に向けて活動しようと思っている人の気持ち、まだ小さいけれども心配や応援している関東の子供たちの気持ちで、被災し傷ついた心が少しでも癒されてくれればと思います。同じく被災しあの地震を体験したものとして心をケアを大切にしていきたいです。
メンバーの他、その友人、お子様、真岡消防署の皆様、真岡の神社にお勤めの巫女さん方などたくさんの方がメッセージを書いてくださいました。ご協力ありがとうございます。
最後にすべての物資をトラックに詰め込みます。
食材の他に用意したのが長靴やスコップ、ゴム手袋を多数と、エンジン付きの高圧洗浄機を2台。塩釜青年会議所の矢部さんとの連絡の中で希望のあった品とのことです。津波の影響で泥だらけの場所、家屋などの掃除、瓦礫の撤去を進めるうえで大いに役立つ、必要だが現地では手に入らないとのことでの要望です。さっそく購入、支援させていただきます。現地の青年会議所メンバーが困っている地域の人々を手伝い支援していくのに大いに役立ってくれると期待しています。
依頼が来る物もどんどん変わり、それに伴い現地での復興への取り組みが我々にも伝わり、よりよい支援を続けていこうと気持ちを新たにさせてくれます。
炊き出しの需要はまだまだあるようです。曜日によって活動できる方の人数に違いがあり、食事の内容に違いが出ることや避難所での人の動きにより300人規模の炊き出しが必要になる場所もあるようです。
また、復旧の度合いも地域によって差があるようですので、支援の在り方もそれに合わせて考えていかなくてはなりません。
少しずつではありますが自立への道を歩き出そうとしている地域もあるようです。もちろんまだまだこれからの地域もあります。物資も今のところ足りているとのことですが経過を注意深く確認し不足しないようお手伝いしたいと思います。
いずれにせよ現地との連絡をこれまで以上に密にし活動して参ります。