自身を見つめる勇気をもち、自身ができる精一杯な行動をしよう
期限を守る
2023年中に事業の準備をし、2024年に実行する
第56代理事長 松井 一樹
人は生きていくうえで、様々な困難と遭遇する運命である。
しかし、人は困難に打ち勝つために努力することができる。
そして、人は困難という限界を突破することにより成長を遂げることができる。
「我々は何故会員になったのか」この素朴な質問について考えてみたことがあるでしょうか。会員として意義と目的がなければ先ず会員としての資格はないと思います。我々の目的である、明日の日本を「明るい豊かな社会」と将来に理想を大きく描きながら、前進をつづける為の社会開発、指導力開発はJC 運動の基本であります。
新型コロナウイルス感染拡大や自然災害と予期せぬ事態を含め、超高齢化、経済のグローバル化、価値観の多様化、情報技術の進歩など、私たちが直面している社会問題は過去5 年間で様変わりしました。その急速な変化が止まることはありません。
私たちが所属する真岡青年会議所も環境変化によって本質が失われつつあるのも事実です。55 年の節目を終えた今、明るい豊かな社会を実現するには、時代に合わせた次代に継ぐ基本となる土台を見直し、私たちが限界と言う困難を乗り越えてゆけるための成長が求められています。
変化に適応していくことを求められる時代だからこそ、新鮮な発想やエネルギーを持ったメンバーたちと共に、自身や組織と向き合い、理想のあるべき姿を持ち、自身ができることを精一杯出し切り、そして互いに支え、磨き合い、一歩、また一歩と、限界を超えて邁進していきましょう。
55年間という長い歴史のなかで受け継がれてきた伝統があります。総務広報委員会は組織の要であり、組織の心臓といっても過言ではありません。 1年という時間でこれからの組織を劇的に良い方向に導くことができるか否かは総務広報委員会が鍵を握っています。 組織の在り方を根底から考え、理想を語り、思いやりの心を持ち、メリハリのある運営とメンバー間の限界を超えた先にある友情を深める運営を行うことで、真岡青年会議所はこれからも素晴らしい組織でいられます。 また、青年会議所の運動を地域に波及させなければ、地域の理解・共感をいただくことはできません。外から見た真岡青年会議所のイメージを形作るのも非常に重要です。客観的目線で、 時代に対応した効果的かつインパクトある情報発信で限界を超えていきましょう。
現代の子どもたちは、多くの情報に囲まれた環境で育ち価値観や生活様式も私たち世代の子どもの頃とは違った環境下にあります。また、子どもたちは、更なる変化に適応し続け強く逞しく生き抜いて行かなければなりません。現代では選択肢や新しいことが多く存在する中で、子どもたちは、時代を自らの力で切り開いていかなければなりません。成長につながるいくつもの機会提供が子どもたちのみならず地域社会の明るい未来へと必ず繋がります。大人たちが真剣に子どもたちと向き合い、子どもたちが視野の限界を超え、可能性や創造力が色鮮やかに湧き上がるような環境を作り上げていきましょう。
真岡青年会議所は年々メンバーが減少を続けています。その原因は時代変化のせいでしょうか。拡大運動で生まれる人と人とのつながりはやがてかけがえのないものとなります。様々な困難や苦労を分かち合った戦友と呼べる同士は一生の宝物ではないでしょうか。まだ見ぬ多くの同士へ向けて、様々な環境に適応し、私たちだからできる機会提供に挑戦する必要があります。会員一人ひとりの魅力を最大に開放し、私たちメンバーとまだ見ぬ多くの同士をつなげる架け橋となるはずです。人と人とのつながりの限界を超え、ともに切磋琢磨できる環境でまちづくり、人づくりの活動を一緒に行う拡大運動を展開していきましょう。
私たちの地域は、人口減少や少子高齢化をはじめとする様々な課題から将来の地域を作ってゆく担い手の減少が予測されています。時代や環境が変化を続けるなかで、地域の将来に理想を持ち、課題解決に向け真剣に取り組む人財を創出し続けることが必要です。「まちづくりはひとづくり」という言葉を耳にしますが、地域の課題解決や活性化に向け取り組んで来られたのは人の力があったからです。地域社会のため、奉仕の心で真剣に取り組む人財が増えれば間違いなく明るい豊かな社会は実現します。地域に秘められた可能性の限界を超えて、地域の課題に真剣に取り組む意識変革を行い、私たち青年ならではの新鮮な発想やエネルギーを充分に発揮し、持続可能なまちづくりを目指していきましょう。
新型コロナウイルス感染拡大などの影響により、活動の形を変えざるをえない状況下で、メンバーの価値観や青年会議所に対する関わり方など常識が変化しました。状況の変化に適応し、人として、JAYCEEとして、 あるべき姿を明確にし、私たち自身が魅力的な人格であるべきことが必要です。また、青年会議所は20歳から40歳の青年で構成されているため、人の入れ替わりは避けては通れません。 青年会議所の本質が充分に伝わっていかない可能性があるため、青年会議所の本質や理念を学べるプログラム研修を行い、JAYCEEとしての資質の底上げを目指し、自身の視野や容量の限界を超え、地域で活躍するリーダーを育成する環境整備をしていきましょう。
様々な変化が起こるこの時代において、理想を持ち勇敢に挑戦する姿は自身のみならず、周囲に良い影響を与えます。まずは将来の理想をしっかりと持ち、何事も謙虚な姿勢で自身と向き合い、 客観的な目線を心がけて全力で運動を起こしていきましょう。その勇敢な姿は誰かの心に響き、地域社会へと伝播し、自分自身や周囲の人たちの理想を遥かに超え続けていくと信じています。 その覚悟と気概をもって1年間全員で限界突破していきましょう。 未来の笑顔のために。
委員長木村 修也
委員長馬場 研太郎
委員長太田 海音
委員長鳴井 大輔
委員長石川 希