【4月24日(日)】4月第一例会「グラ鉄!~グラフィティを走らせよう~」を開催
子どもの自由な発想や表現力を発揮できる機会を「創造美育」として大切にしてきた真岡の地で、子どもの可能性を引き出すとともに、創造美育をもっと知ってもらおうと開催。
抽選で選ばれた芳賀郡内の小中学生80名が、筆で直接車体にダイナミックに絵を描いた。会場は子どもたちの自由な発想と工夫、発見と喜びで常に歓喜の声があふれ、真剣な表情の子や笑顔で楽しむ子、友だちの絵に驚く子など、子どもたちの豊かな表情がとても印象的だった。保護者は講師から創造美育のわかりやすい説明を受けてから子どもたちの作業を見に行ったため、描画風景を見守る視線はとてもあたたかく、子どもたちの自由な感性や秘めた可能性を感じてもらえるものとなった。
生活に密着しているレールバスの車体に自由に絵を描く、という普段では味わうことのできない体験をしたことで、子どもたちは感性が刺激されただけでなく、自分たちで仕上げたという自信と達成感を感じていた。そして、この車両が実際に走る日がくる、という楽しみと期待をもって、作業は終了した。この車両がより多くの人の目にとまることで、創造美育の広まりや地域の活性化に繋がることを願っている。
期日 平成28年4月24日(日)
会場 真岡鉄道 真岡駅構内
参加 小学1年~中学2年生80名と保護者
内容 実際に1か月間走行する19.5メートルの客車左右両面に自由に絵を描く。
講師 NPO法人 市民の芸術活動推進委員会 理事 穴澤秀隆 氏
国学院大学栃木短期大学講師 名取初穂 氏
宇都宮大学教育学部美術科准教授 株田昌彦 氏
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