活動

5月第2例会 「世界に示す日本人の魂」~これからの日本人のあるべき姿~


5月16日 グランドホテル静風にて、原田憲太郎JCI直前会頭の講演会が開催されました。(JCI: 国際青年会議所)
原田君のJCI経験を通じた世界的視野から語られる講演内容は、新鮮な気付きや学びとして、会場に集まって頂いたLOMの皆様に伝わったのではないでしょうか。
前半では、「どのようにして世界を変えるのか」というお話の中で、
「国連ミレニアム開発目標」についてお話頂きました。
・「極度の貧困と飢餓の撲滅」をはじめとする、8つのゴール。
・1カ国で問題が解決することが出来なくなってきている現状。
・8つのゴールの見通しが立たない途上国と、
半分くらいは既に実現している先進国の認知度の違い。
まず、大事なことは
「私たちが目的を共有することで強い絆を持つことが出来る」
という事実、そして実現向けて、JCのメンバーが率先して広めていく行動していくことの重要性についてお話いただきました。
後半では、「世界に示す日本人の魂」というテーマで、世界から見た日本人の姿、3.11以降にその認識がどう変ったかについてお話頂きました。
・【3.11以前】
ガーナやトーゴ、ベナン、ブルキナファソ等の世界各地の地方で、
地道な支援活動を続ける日本人(JAICAを中心とした)のおかげで、
日本人に対する評価はもともと高かった。
しかし、基本的には「お金があって何不自由なく育った人たちだ」
という認識だった。
・【3.11以降】
日本人の現状が等身大の姿で世界中に広まり、
改めて日本人に対する尊敬は広まった。
・厳しい環境に置かれてもがんばる日本人の姿に対する世界の反応に2種類あった。
①募金、物資、手紙等何かできることはないか?
勇気をくれてありがとうということばを、逆に日本人に返してくれる。
つまり、 日本人が当たり前と思ってやっていることが、世界中の若者を勇気づけている
私たち日本人のあり方、良さを改めて再認識させてもらい、
そしてこれからどう進んでいけば良いのかを考えさせられる講演でした。
世界の人々、震災以降の日本の人々と関わってきた原田直前会頭の
「人間1人ではたいしたことはできないというが、私は人間1人1人には大きな力が眠っていると思います。」
という最後の言葉がとても印象に残りました。

また、例会内では、新入会員の西川和芳君、広瀬史規君、杉山俊介君の認証式が原田直前会頭も交え開催されました。おめでとうございます。

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