芳賀教育美術展

芳賀教育美術展とは

大人が子どもに美術を教えるのではなく、子どもたちの自由な感覚による 「自己表現」を促し、
持って生まれた想像力を育み、創造的な人間の育成をします。

芳賀教育美術展の歩み

かつて芳賀地区では、市民に親しまれた芸術展として「芳賀地方芸術祭、教育祭図工美術展」と「芳賀芸術展」があり、いずれも地域の美術教育、芸術文化の向上と発展に寄与してまいりました。特に「芳賀芸術展」は、(社)真岡青年会議所が「創造美育教育」と「未来豊かな芳賀の地に文化の香りを 高めよう」というスローガンのもと昭和55 年から開催し、「創造美育」という地域に根ざした芸術文化の振興を目指して邁進してまいりました。

この「芳賀教育美術展」は昭和62 年から上記二つの展覧会を一本化し、芳賀芸術協会・芳賀地方芸術祭運営委員会・芳賀教育会の三団体共催にて開催されております。本美術展では、芳賀郡市内の幼稚園・保育所・小学校・中学校・特別支援学校の子どもたちから広く作品を募集し、 平面表現部門(絵画・版画・デザイン)と立体表現部門(工作・工芸)において、現在でも毎年約8,000 点近くの作品応募があります。

現在は本美術展を軸に、各種勉強会や講演会を開催し、また幼稚園等でのワークショップでの実践や各種団体とのコラボレーションを通して地域の創造美育文化の深化、発展を目指しております。 子供の頃、自由な感性の発現を目指す芸術教育に触れた市民の皆様が大人になり、その子どもたちに芸術、文化を身近なものとして触れていただくことで、地域の芸術文化として少しずつ確実に実を結ぶものになることを願っております。

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